河井寛次郎記念館

もうすでに来館なさった方も多いのではないでしょうか

民藝運動の中心的存在、河井寛次郎氏の記念館へ行ってきました

五条坂を上がった細い道を曲がったところにあるのですが

周りはごく一般的な住宅街でしたので

記念館までは簡単な道のりだったのですが

この道であっているのかなとグーグルマップを

何度も確認しながらの到着となりました

 

館内は寛次郎氏の作品はもちろんのこと

生涯にわたって集められた日用品、調度品が

当時の暮らしぶりそのままに

あちらこちらに展示されていました

ひとつひとつの品物の状態がとても良いので

寛次郎氏亡き後も大切に管理されていて

ご本人ご家族ともに丁寧に使っていらしたのだと感じました

 

河井寛次郎氏は陶芸、書道、執筆、彫刻など

数多くの作品を残されましたが

それらの中でも私はやはり陶芸の作品が一番好きです

初期から晩年までどの作風も素敵なんですが

つくられた陶器は近づくと繊細、遠くから見ると躍動感。

このバランスが見事だと感じたからです

 

そして寛次郎氏が好きだったという記念館近くの和菓子屋さん、

稲川菓舗の「むぎ餅」を買って帰ろうと思っていたのですが

あいにくのお休みでしたのでちょっと歩いて

東山七条近くの和菓子屋さんでお菓子を買って帰りました

こちらのお菓子も美味しかったのでまた買いに行こうと思います

 

自宅兼工房は河井寛次郎氏が設計されたとのことで、

家屋の外観、内装、窯もどこもかしこも素晴らしかったです