栗がスーパーに並ぶ時期は短いんです。
決戦は入荷日なり!と言わんばかりに
新鮮な栗を求めてあちらこちらのスーパーへ出向く季節となりました
今年もいつものようにお店で栗探しをしていると
それはそれはものすごく大きな栗が売られているではありませんか
その姿、約5cmはあろうかと思われるほどの大きい栗
こんな大当たりはないとウキウキ気分で買って帰ることにしました
転がすとゴロリと音がする、ずっしりとした栗
幸運にも大きな栗が手に入ったものの、次に待っていた問題が料理法です
栗ごはんにすると栗がつぶれてしまうので
栗ごはん用にはもったいないと思った私は
この栗をおいしく食べたいという欲求に駆られるあまり
渋皮煮にしてはどうだろうかと
難しいから無理だろうと諦めていた渋皮煮に挑戦することにしました
渋皮煮は皮をむいて煮る、というシンプルな調理法ですが
なんせあの鎧のような固い皮をむくことが難題です
その皮はなんと呼ばれているか?
そう、「鬼皮」です
鬼といわれるほどなんだから相当なツワモノなんです
しかしながらどんなことも工夫をすれば出来るものですね
栗をお湯につけること40分、あの固い皮が
指で押せるくらいになっているではありませんか
お湯につけたのに剥けなかったらどうしようと思っていた心配もなくなり
ホッとしながら柔らかくなった鬼皮を剥いていきました
渋皮煮は栗のゆでこぼしを3回繰り返すので時間がかかることも大変なんですが
渋皮に少しでもキズがつくとそこから煮崩れてしまうので
やはり鬼皮をむく作業がとても難しかったです
こんな感じでいいのかしら?と不安になりながら
四苦八苦の末、出来上がった大粒の渋皮煮。
達成感はあるけれど、あたしゃ疲れたよ。
味わっていただきたいと思います